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女性に嬉しいメリットは?なりたい自分へ近づくプロテイン選びのコツ

最近では、たくさんの女性がプロテインを手にするようになってきましたね。今回は、キレイを目指してダイエットや美容管理などに励む女性のプロテイン摂取についてお話ししたいと思います!

プロテイン=タンパク質

たまに痩せるプロテインはどれですか?と聞かれることがあります。そんな魔法のような粉があるなら私もすぐにでも飲みたいですが、残念ながら実際にはそんな魔法はおこりません……

プロテインは、サプリや健康食品として売られていますが、お薬ではなくあくまでも食品で、重要なタンパク源のひとつになります。

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タンパク質の重要性

痩せないなら別にプロテインなんて必要ない!なんてことは言わないでください。身体の約16%はタンパク質でできており、筋肉だけでなく、肌に髪、爪や歯などあらゆる部分がタンパク質でできています。

私もそうですが、それらの部分のために高価な化粧品類を使ったり、エステに通ったりしてケアを頑張っている女性は多いかと思います。

もちろん、外からのケアはとても大切なので欠かせませんが、そもそも肌などの材料になるタンパク質が内側から不足していると、ザルに化粧水をぶちまけてしまっているような状態であり、せっかくお金をかけている外からのケアが非効率になってしまうこともあります。

そのため、常にタンパク質が不足しないように、自分に必要なタンパク質量を十分に摂ることを心がけましょう!

必要なタンパク質量を確認したい方は「プロテインを有効活用!理想のタンパク質量を摂取しよう!」をご覧ください。

プロテイン選びのコツ

ダイエットや美容のためなら、女性はみんなソイプロテインを飲むのがいいんでしょ?と思っている方が多いのではないかと思います。

確かに全てが間違いではありませんが、必ずしもそうとも限りません! どんな理想の自分を目指し、その理想に向けて現状どんな努力ができているかなどを総合的に考えた上で適切なプロテインを選ぶことをおすすめします。

プロテインの種類

代表的なプロテインの特徴比較1)

※生物学的価値:Biological Value≒タンパク質の体内利用率

ほらやっぱり、ソイプロテインがいいっていうんじゃないか!?と思った方もいるかもしれません。確かに女性にソイプロテインをすすめることが多いのも事実です。 ですが、ちょっと考えてみてください。冒頭でもお話しした通り、タンパク質を摂取する方法は、プロテイン一択なわけではありません。

例えば、ランチを選ぶ際にダイエット中であれば脂質の少ない鶏肉もしくは、豆腐料理にしておこうとか考えませんか?もちろん、常にタンパク質のことだけを考えているわけではないので、トータルのエネルギー(カロリー)量や炭水化物、脂質のこともトータルして選ぶとは思いますが、ダイエット中だからといって、主菜は豆腐と納豆以外は食べません!という方は結構少ないのかなと思います。

むしろ、豆類だけしか食べないで健康的でキレイな身体を保てるとはちょっと思えません。 プロテインも他の食品と一緒です。プロテインの種類による特徴を知っておくと、どういったときにどのプロテインを飲むべきかを自分で分かってくるのです!それがとても重要です。

ダイエットに役立てたい!

ダイエットのサポートとしてプロテインを利用したい場合には、現状どんな方法でダイエットを頑張っているかを考える必要があります!

①しっかりめの運動をおこなってダイエットをしている場合

運動後には、ホエイプロテインによるタンパク質の補給をおすすめします! ヒトの身体は、運動をすることによって体タンパク質の分解が始まり、運動後には体タンパク質が合成されるようにできています。

そのため、身体のために運動後のタンパク質摂取は欠かせません!その際に、ホエイプロテインは、利用率が高く、吸収速度も速いため、運動後の筋肉などの身体の材料補給としてとても適しているのです。でも、筋肉つけたくないからやっぱりホエイプロテインは必要ないかもしれない……という方もいるでしょう。

筋肉が大きくなるかどうかの一番の要因は運動やトレーニングの種類や負荷などです。残念ながらプロテインの種類の違いだけでそこまでの変化は見込めないかと考えられます。 また、ホエイプロテインの方が水に溶けやすくサラっと飲みやすいのでソイプロテインよりも運動時に飲むのに向いているかもしれません!

②主に食事制限によるダイエットをしている場合

食事制限でダイエットをしようとする場合、食事だけではタンパク質が不足しがちです。そんな時には、ぜひプロテインを利用してみてください! 腹持ちの良いソイプロテインを飲むことで、無駄なエネルギー(カロリー)摂取を抑えることができます。

代表的なプロテインのアミノ酸含有量の比較2)

美容に役立てたい!

表のようにプロテインの種類によって、アミノ酸の組成も変わってきます。美容のサポートとしてプロテインを利用したい場合には、アミノ酸について知っておくと良いでしょう。

美容といえば、『コラーゲン』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?実際に、皮膚の乾燥重量の約70%がコラーゲンといわれています。コラーゲンはタンパク質のひとつであり、グリシンやプロリン、アラニンといった非必須アミノ酸を多く含みます。 女性だし、美容のためだからといってソイばかり摂取するのではなく、ホエイやカゼインも摂取した方が、コラーゲンの原料がバランスよく摂取できるのが分かるのではないでしょうか?

もちろん、コラーゲンを摂取するのもメリットのひとつです。コラーゲンを摂取したからといって、直接自分のコラーゲンとなるわけではありませんが、コラーゲンの構成アミノ酸を摂取できることは確かであり、コラーゲン摂取のメリットもあります。3)

つまり、美容のためには身体の構成成分であるアミノ酸やその他の栄養素についてもバランス良く摂取することがおすすめです。

具体的な摂取方法としては、ホエイプロテインとソイプロテインを混ぜ合わせたW摂取がおすすめです。例えば、ベーシックのチョコレート風味とソイプロテインのバナナ風味を混ぜ合わせることで、アミノ酸バランスもアップして味変にもなるのでぜひ独自プロテインも試してみて下さい!

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まとめ

いかがでしたでしょうか? キレイを目指してダイエットや美容管理などに励む場合には、日頃の生活習慣や食事管理が大前提にあることは事実です。

プロテインだけで夢をかなえるのは難しいかもしれませんが、女性はソイプロテイン!と決めつけず、自身の状態に合わせてバランスよく摂取するよう心がけて理想の自分を目指して頑張りましょう。 なりたい自分に近づくためのプロテイン選びの参考になれば幸いです。

参考文献

1) Jay R. Hoffman and Michael J. Falvo(2004)International Society of Sports Nutrition Symposium, June 18-19, 2005, Las Vegas NV,USA. J Sports Sci Med. 3(3), 118–130.

2) Christopher J. Rasmussen et al.(2008)Nutritional Supplements for Endurance Athletes. Nutritional Supplements in Sports and Exercise (pp.369-407) New York (state):Humana Press.

3) 小山洋一(2010)「天然素材コラーゲンの機能性」『皮革化学』56(2), 71-79.

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